持株に対する配当と株式分割

持株に対する配当とは、企業が稼ぎ出した利益の一部を年2回(あるいは年1回)、配当として株主に還元することをいいます。

しかし、この配当は、預貯金の利息と違い企業の業績が悪い場合は、配当しない(無配)こともあります。

株式分割とは、すでに発行している株式を1株を2株にとか、1株を1・5株などに分割することです。

例えばある株式を、1株を2株に分割した場合、すでに1000株持っている株主の持株数は2000株になります。

株価は理論上2分の1に修正され、値下がりします。しかし、株主にとっては、持株数は倍にふえているわけですから損得はありません。

そして、株式分割後も1株当り配当金が据置かれれば、株主にとっては実質的な増配(配当金が増えること)になります。

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