ストレッチングの原点

眠っている赤ちゃんは、時どき、伸びをします。私たちも長時間同じ姿勢で机に向かっていた後などは、思わず大きな伸びをしてしまいます。

本能的に身体は、伸ばすことが気持ちよいことだということを知っているのです。これはひとつのストレッチングといってよいでしょう。ストレッチングの原点だからです。

気持ちよく筋を伸ばすことを゛ストレッチング(Stretching)″として提唱したのは、南カリフォルニア大学のデブリーズ博士でした。1962年のことです。

1975年、やはりアメリカのボブ・アンダーソン氏がストレッチングの図解書を出版すると、全米にストレッチングが普及しました。

日本では、その著書をもとに中京大学の小林義雄教授等が普及に努められ、それから「ストレッチング」という言葉が盛んに用いられるようになったのです。

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